ローファーのメンズとレディースの違い

男女ともに使いやすいローファー

ローファーというと、学生が履くもの、という印象が強いかもしれません。

しかし、シンプルなデザインのローファーなら、案外どんな服にも合わせやすく、カジュアルからビジネスシーンまで、幅広くコーディネートすることができるんですよ。

ローファーには、さまざまな種類があるのですが、一番メジャーなのはコインローファーやペニーローファーなどと呼ばれるタイプのものでしょうか。

足の甲にあたる部分にベルトのようなものが縫い付けられていて、ベルトには切れ込みが入っています。

このほかには、ベルトのかわりにタッセルが付けられたタッセルローファーや、馬具をイメージした金属のパーツが付けられたビットローファーなどがあります。もっともシンプルで使いやすいのは、コインローファータイプでしょうか。

タッセルローファーやビットローファーは、コインローファーよりもちょっと大人っぽさやドレッシーさやエレガントさが演出できます。そしてどのデザインも、男女ともに楽しむことが可能です。

メンズモデルとレディースモデル

ちなみに、靴屋さんに行くと、同じデザインのものでも、メンズとレディースに分かれていたりしますよね。

単純にサイズが小さいものがレディース、大きいものはメンズ、として分けられているだけの場合もありますが、たいていは同じように見えるデザインでも全体のシルエットが少し異なっている場合が多いです。

ローファーの場合なら、レディースモデルの方がメンズモデルよりもやや細身に作られていることが多いです。

また、細身なデザインにするためか、使われている革もレディースモデルの方がメンズモデルより薄い革が使用されていることもあるようです。

とはいえ、シンプルな定番デザインのローファーであれば、メンズでもレディースでも、ぱっと見はさほど変わりはありません。

そのため、足が大きな女性がメンズモデルのローファーを履いたり、足が小さな男性がレディースモデルのローファーを履いたりしても、たいていは問題なく履くことができるでしょう。