IWCとはどんなブランドなのか
IWCはスイスの高級腕時計ブランドで、1868年に創設されました。日本ではちょうどその頃、江戸幕府が終わりを告げて明治維新という変化が激しい時期でした。
今から150年以上も前のことです。それだけ長い歴史を持つブランドということになり、時計買取においても高値が期待できます。
スイスの高級腕時計ブランドはたくさんありますが、その中でもIWCはやや異色な存在としても知られています。
スイスの中でも、ドイツとの国境に近いシャフハウゼンというところにあり、ドイツの影響を強く受けているのが特徴です。また、創設者はアメリカ人の時計技師です。
3つの国の文化や技術、知識などが混ざり合っているということで、他の腕時計ブランドとは一味違う魅力が感じられるでしょう。
会社名は「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー」で、英語が使われています。IWCというブランド名は、この会社名の頭文字を取ったものです。ブランド名としては、IWCは略称ではなく正式名称として使われています。
IWCの腕時計の買取相場をチェックしよう
IWCの腕時計は見やすく洗練されたデザインのモデルが多いのが特徴です。そのため、ビジネスマンに人気があります。スーツによく合い、大事な商談などをするときに、IWCの腕時計を付けて行く人も多いかもしれません。
IWCの腕時計の中でも、買取相場が高めなのはポルトギーゼやパイロットウォッチです。ポルトギーゼの「クロノIW371480」の美品なら、70万~80万円程度で買取されています。
シンプルで洗練されたデザインでビジネスのシーンにピッタリな腕時計です。パイロットウォッチなら「クロノグラフ IW377710 SS AT 黒文字盤」が40万円前後で買取されています。視認性の良い文字盤が特徴です。
これらの他にも20万~40万円くらいで買取されているIWCの腕時計は多くあります。定期的にオーバーホールに出していた腕時計なら、高価買取が期待できるでしょう。
また、IWCは、生産を終了したモデルに関しても修理を受け付けています。そのため、調子があまり良くなくても買取できることが多いです。